vol.42『キスできる餃子』ボイメン田村侑久くんインタビュー&愛知舞台挨拶ツアーレポート

見終わったら納得!

一般的に、「キス」の前に「餃子」を食べるのはタブーなのに、『キスできる餃子』とはどういうこと?

私はてっきり、「キス」しても大丈夫なニンニク臭くない餃子を作る物語なのかと思っていました。(遠からずだけど全然違います。)

足立梨花さん演じるシングルマザー藤田陽子のお相手役、イケメンプロゴルファー・岩原亮を演じたBOYS AND MENの田村侑久くんは、

お互い餃子を口にくわえて餃子と餃子でキスをするゲーム?のことだと思っていたそう(笑)。(なにそれ?)

こんな感じでタイトルからいろいろ妄想できる『キスできる餃子』。

もちろん見終わったらギョーザ屋さんに駆け込みたくなるのは必至ですが、でもそこは、「アンフェア」の原作や数々の映画・ドラマの脚本を手がけてきた秦建日子監督。

宇都宮の地方創生ムービーであり、「餃子」と「LOVEエンターテインメント」を融合させて、悩める人たちが壁を乗り越え、恋する気持ちや家族の絆を思い出させてくれる作品になっています。

上海国際映画祭にも招待された本作。

すでにご覧になった方の感想でも、「まさか泣くとは思わなかった」や「前向きな気持ちになれた」など、見る前と見た後では印象のまったく違う作品です。

今回は映画のキャンペーンで、ボイメン田村くんや秦監督、足立梨花さんとご一緒したので、舞台挨拶の裏側などもレポートします!

イケメンに見えます

舞台挨拶などで秦監督が何度もお話ししていますが、

今回イケメンプロゴルファー役を田村くんにオファーした時のエピソード。

田村くんの明るいキャラクターを買ってオファーした秦監督ですが、ボイメンの所属事務所は“イケメン”が引っ掛かったらしく、“イケメン”なら他メンバーの勇翔くんの方が適役だとゴリ押し!田村、勇翔の二人が顔合わせに現れ、監督は田村を呼んだのに何で二人?!とビックリしたというお話(笑)。

しかし、勇翔くんは陽子のダメダメな元旦那役をゲット!これがまた、本当に顔だけのダメ男で、陽子の男運の無さを象徴するようないい役です。

他にもボイメンから平松賢人くんがちょっと出演していますが、これも勇翔くんの衣装会わせに勝手に付いていき、出演シーンをゲットするという…。(平松くんは秦監督の「クハナ」に出演していました。)

見事に秦監督の優しさにつけこむ(笑)、ボイメンの逞しさをみました!

足立梨花さんが何度も「相手役はイケメンの勇翔が良かった」と言っていて、ステージ上のサービストークなのかと思ったら、楽屋でも変わらず田村くんを面倒そうに扱っていて(笑)。田村くんも「あれだけ僕を捌けるのは梨花ちゃんだけだ」と絶賛していました。本当に面倒なら無視すれば良いので、愛情あってこそですね。(保護者愛みたいものと私は思っています(笑)。)

田村くんの名誉のために言いますと、この映画を見ると、「あれ?田村くんってもしかしてイケメン?」とちゃんと思えてきますので、ご安心しください。

お客様の生の声

公開3日目、6月24日に行われた愛知県舞台挨拶ツアーでは、各回でお客様からの質問コーナーを設けました。

これは当初の進行台本にはなく、田村くん、監督、宣伝スタッフで話し合って決めました。

せっかくお客様が目の前にいるのだからより楽しんで欲しいし、盛り上げたい!という全員サービス精神の塊のような現場。田村くん、監督の人柄でしょうね!

足立さんが登壇した舞台挨拶では、劇中のビンタのシーンを再現!

監督のスタートの掛け声で、足立さんの手のひらが田村くんの左ほほに見事ヒット!チームワークの賜物です。

余談ですが、舞台挨拶が終わったあと、豊橋から名古屋の新幹線では、田村くんと監督を含め6人で向かい合って、ぎゅうぎゅうで帰りました。他の席ガラガラなのに(笑)。

その席で監督は「今日はお客さんみんな笑顔だったなぁ。」と、とても嬉しそうでした。

そんな、お客様からの感想・質問は、

「田村を使ってくれてありがとうございます。」

「岩原をどうしてプロゴルファーにしたんですか?」

「山盛りの餃子は全部本物ですか?」

「映画の宣伝の打ち方がとても面白いです。グッズも作ってください。」

他にも色々いただきましたが、お客様の生の声は本当に新鮮で面白いです。

岩原をプロゴルファーにしたのは実は栃木にはゴルフ場がたくさんあって、ゴルファーが静養にくるには最適だからだそう。

例えばロードレーサー、バスケットボール選手など、栃木を代表するスポーツの中から、世界から注目集める人物というのに一番ふさわしい“ゴルファー”が選ばれたそうです。

また、山盛りの餃子は全部本物で、クーラーをつけられない現場でスタッフみんなで残さず食べたというエピソードも。


そして、お客様の声から新たなグッズができるかも?!ですね!

たまにはふざけない田村

田村くんには単独インタビューもさせてもらいました。

いつもは大抵ふざけているので、ちゃんと役者としてのお話も聞きましたよ。

ドラマや映画にはこれまでも出演していますが、主人公のお相手役というメインどころは初めてだそうで、「自分の成長に繋がった。」と話していました。

「例えば、『サチのお寺ごはん』の唐丸はそのまんま田村じゃないですか。だけど、今回は違うので、初めて役について深く考えました。」

また、足立さんや、亮のエージェント・麗子を演じた麻生祐未さんと共演して、

「やっぱり第一線で活躍している役者さんは違うなと思いました。引っ張っていってくれて、演じやすい、感情を乗せやすいんです。盛り上げるだけじゃなく、俺もいつかこういう空気を作れるようになりたいと思いました。」

現場の雰囲気をいつも明るくしてくれる田村くんも、色々真面目に考えてるんだなぁと感心しましたが、

「今日はいい話しましたね~」と、さっそくおちゃらけているのも彼らしかったです。

監督に真面目に「いい役者だと思う。」と誉められると急に本気で照れて面白くなくなるので、これからも彼には、愛情溢れる厳しめの突っ込みを入れていきたいと思います。

 

『キスできる餃子』
公開日:2018年6月22日(金)
劇場:新宿ピカデリーほか全国にて
配給:ブロードメディア・スタジオ
公式サイト:http://kiss-gyo.jp/
(C) 2018「キスできる餃子」製作委員会

▼作品ページ
https://cinema.co.jp/title/detail?id=82432

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神取恭子(かんどり きょうこ)

フリーアナウンサー、椙山女学園大学非常勤講師。愛知県西尾市出身、1977年生まれ。
現在は名古屋テレビ放送の情報番組「デルサタ」、音楽番組「BOMBER-E」にレギュラー出演。
2002年から名古屋テレビ放送(メ〜テレ)の局アナウンサーを勤め、番組「ドデスカ!」や「昼まで待てない!」などで映画監督、俳優、ハリウッドスター500人以上にインタビューを行い、舞台挨拶の経験も豊富。
他にも、報道現場でのリポートやスポーツ番組のリポーターを勤めた。
ANNアナウンサー賞 ナレーション部門受賞。
趣味は映画鑑賞(年間200本以上)、お肉を食べること(お肉検定1級)、プロレス観戦。

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